「外壁塗装の見積もりを取ってみたけれど、この金額は妥当なの?」「隣の家よりも高い気がする……」といった不安を抱えてはいませんか?
外壁塗装は、日常的な買い物とは異なり、定価が存在しません。さらに、岐阜県内でも東濃・中濃・西濃といった地域ごとの気候特性や、建物の構造、使用する塗料の種類によって、10万円単位で費用が変動する世界です。
適正な相場を知らずに契約してしまうと、数年で塗装が剥がれる手抜き工事をされたり、中間マージン(仲介料)が上乗せされた高額な費用を支払ったりするリスクがあります。
この記事では、岐阜県で数多くの住まいを守ってきた井野板金工業株式会社の専門的な知見に基づき、2025年時点のリアルな外壁塗装相場を徹底解説します。最後までお読みいただければ、見積書のどこを見るべきか、地元の優良業者をどう選ぶべきかが明確になるはずです。
1. 【坪数別】外壁塗装の相場一覧表と費用内訳
外壁塗装の総額を決定する最大の要素は「塗装面積」です。一般的に、ハウスメーカーや工務店では建物の延床面積(坪数)を基準に見積もりを算出します。
まずは、2025年現在の一般的な相場目安を確認しましょう。
坪数・延床面積ごとの相場目安(屋根塗装含む)
| 延床面積(坪数) | 塗装面積(目安) | 相場価格(シリコン塗料の場合) |
| 20坪(約66㎡) | 約80〜100㎡ | 60万円 〜 90万円 |
| 30坪(約99㎡) | 約120〜150㎡ | 80万円 〜 120万円 |
| 40坪(約132㎡) | 約160〜200㎡ | 100万円 〜 140万円 |
| 50坪(約165㎡) | 約200〜250㎡ | 120万円 〜 170万円 |
| 60坪(約198㎡) | 約240〜300㎡ | 150万円 〜 200万円以上 |
※上記は外壁塗装+屋根塗装+足場代+付帯部塗装(雨樋や軒天など)を含んだ総額の目安です。
外壁塗装費用の詳細な内訳
なぜこれほどの金額になるのか、その内訳を理解しておくことは非常に重要です。見積書を受け取った際、以下の比率を大きく逸脱していないかチェックしてみてください。
- 塗料代(約20%):塗料そのものの代金です。選ぶグレードにより変動します。
- 人件費(約30%):職人が作業する手間賃です。洗浄、養生、下地処理、3回塗りの工程が含まれます。
- 足場費用(約20%):安全に作業するための足場設置・解体費用です。
- その他・運営費(約30%):現場管理費、廃材処理費、会社の利益などです。
「一式見積もり」には要注意!詳細な内訳が必要な理由
見積書に「外壁塗装 一式 100万円」といった記述しかない業者は、避けるのが賢明です。
一式表記では、「どの塗料を何缶使うのか」「何回塗るのか」「下地の補修はどこまで含まれるのか」が不透明になります。
誠実な業者は「外壁面積 150㎡ × 単価 2,500円」といった具合に、面積と単価を分けて記載します。また、付帯部についても「雨樋 40m」「軒天 25㎡」のように詳細を明記します。この細かさこそが、施工品質の裏付けとなるのです。

2. 外壁塗装の価格を左右する3つの大きな要因
「同じ坪数なのに、A社とB社で30万円も違う」という現象はよく起こります。その差を生む主な要因は以下の3点です。
選ぶ塗料の種類による違い
塗料は「耐用年数(何年持つか)」によってグレードが分かれており、これが価格に直結します。
| 塗料グレード | 耐用年数 | ㎡あたりの単価(目安) | 特徴 |
| ウレタン | 5〜7年 | 1,500〜2,000円 | 安価だが劣化が早い。現在は主流ではない。 |
| シリコン | 10〜12年 | 2,300〜3,000円 | コスパ最強。最も普及している標準的な塗料。 |
| ラジカル制御 | 12〜15年 | 2,500〜3,500円 | チョーキング(白い粉が出る現象)を抑える新定番。 |
| フッ素 | 15〜20年 | 3,500〜4,500円 | 商業施設や大型ビルにも使われる高耐久塗料。 |
| 無機 | 20〜25年 | 4,500〜5,500円以上 | ガラスなどの無機物を含み、最高レベルの寿命を誇る。 |
2025年現在、岐阜エリアで最も選ばれているのはシリコンまたはラジカル制御塗料です。一方で、メンテナンスの手間を減らしたい方は、初期費用は高くても無機塗料を選ぶケースが増えています。
現在の外壁の劣化状況と補修の有無
「塗るだけ」で済まない場合、費用は加算されます。例えば、壁に大きなひび割れ(クラック)がある場合、それを埋める処理が必要です。また、サイディング外壁の場合、板と板の間のつなぎ目である「コーキング(シーリング)」の打ち替えが必須となります。
このコーキング打ち替えだけで、一般的な30坪の住宅でも15万〜25万円程度の費用がかかります。ここを節約して古いコーキングの上から塗装しても、すぐに剥がれてしまうため、安易なコストダウンは禁物です。
付帯部塗装(屋根・雨樋・軒天など)の範囲
外壁が綺麗になっても、雨樋や破風板(屋根の側面)、軒天(屋根の裏側)が色あせていると、家全体の印象は締まりません。
見積もりには以下の項目が含まれているか確認しましょう。
- 雨樋(あまどい)
- 破風(はふ)・鼻隠し
- 軒天(のきてん)
- 水切り(壁の最下部の金具)
- シャッターボックス・雨戸
これらの付帯部塗装を「サービスでやります」という業者は、丁寧な下地処理を省いている可能性があるため、逆に注意が必要です。
3. 東濃・中濃・西濃で外壁塗装を依頼する際の地域特性
岐阜県は広大で、エリアによって気候が大きく異なります。地域に根ざした業者であれば、その土地特有の悩みに合わせた提案が可能です。
岐阜県特有の気候が塗装に与える影響
- 東濃エリア(多治見・土岐・瑞浪など)
多治見市を中心に、日本有数の「酷暑」で知られる地域です。夏の強烈な紫外線は塗料の樹脂を激しく劣化させます。このエリアでは、熱を反射する遮熱塗料や、紫外線に強いラジカル制御塗料以上のグレードを選ぶことが、家を長持ちさせる鍵となります。 - 中濃・西濃エリア(関・美濃・大垣など)
冬場の冷え込みや、山間部では積雪による湿気の停滞が問題になります。特に北側の壁にコケやカビが発生しやすい家が多く見られます。こうした環境では、防カビ・防藻機能に優れた塗料の選定が不可欠です。
助成金・補助金情報の探し方
2025年現在、岐阜県内の各自治体では、省エネ改修(遮熱塗装など)を対象とした補助金制度を実施している場合があります。
- 多治見市:住宅リフォーム補助金
- 大垣市:住みよか補助金(バリアフリーや断熱改修)
ただし、これらの制度は「予算に達し次第終了」「着工前の申請が必須」などの厳しい条件があります。まずは、お住まいの市役所の公式サイトで「住宅 補助金 塗装」といったキーワードで検索するか、制度に詳しい地元の施工店に相談してみるのが一番の近道です。
地元の「完全自社施工店」を選ぶメリット
外壁塗装業界には、契約だけを取って下請け業者に丸投げする「営業会社」が多く存在します。その場合、中間マージン(仲介料)が30%〜50%ほど上乗せされ、実際の工事代金は相場より安く設定されるため、質が低下しがちです。
東濃・中濃・西濃といった地元で活動する「自社施工店」であれば、仲介料がかからない分、同じ予算でもより高品質な塗料を使用し、腕の良い職人を専任させることができます。顔が見える関係だからこそ、手抜きができないという心理的抑制も働きます。

4. 相場より安すぎる・高すぎる業者を避けるチェックリスト
相場を知った上で、見積もりを比較する際に気をつけるべき「レッドフラッグ(危険信号)」をまとめました。
大幅な値引きを提示する業者の裏側
「今、契約してくれれば40万円値引きします」「モニター価格で半額にします」といった言葉は、典型的なセールストークです。
外壁塗装の利益率は、まっとうな業者であれば20〜30%程度。ここから40万円も引いてしまったら、会社は赤字になります。赤字を出さないためには、「塗料を薄める」「3回塗るべきところを2回にする」「安い職人を使う」といった方法でコストを削るしかありません。大幅値引きは、手抜き工事の宣言と同じだと捉えましょう。
訪問販売や大手ハウスメーカーが高い理由
訪問販売業者は、歩合制の営業マンに多額の報酬を支払っているため、価格が高くなる傾向があります。また、大手ハウスメーカーに依頼する場合も、安心感はありますが、実際に作業するのは下請けの塗装店です。メーカーの看板料(マージン)が20万〜40万円ほど上乗せされていることを理解しておく必要があります。
見積書の「乾燥時間」を確認する
意外と知られていないのが、工程ごとの乾燥時間です。塗料にはメーカーが定めた「塗り重ね乾燥時間(インターバル)」があります。これを守らずに1日で3回塗りを終わらせてしまうような業者は論外です。
見積もり段階で、「工期は具体的に何日くらいか」「天候不順の場合はどう対応するか」を具体的に質問してみましょう。1週間〜10日程度の余裕を持った工期を提案する業者は信頼できます。
5. 東濃・中濃・西濃の住まいを守る「井野板金工業」の強み
ここまで外壁塗装の相場や注意点を解説してきましたが、最終的に最も大切なのは「誰がその家を塗るか」という信頼関係に尽きます。
岐阜県で長年、地域密着の活動を続けている井野板金工業株式会社は、単なる塗装業者ではありません。私たちは「板金」のプロフェッショナルとして、住まいの外装全体を診断できる強みを持っています。
自社施工だからこそ実現できる「適正価格」と「高品質」
井野板金工業は、完全自社施工にこだわっています。営業マンではなく、実際に現場を知り尽くしたプロが診断し、見積もりを作成します。中間マージンを一切カットしているため、大手ハウスメーカーと同じ予算であれば、ワンランク、ツーランク上の耐久性を持つ塗料をご提案することが可能です。
板金屋ならではの視点で雨漏り・屋根の劣化にも対応
実は、外壁塗装のトラブルで最も多いのが、塗装後に発覚する「雨漏り」です。塗装だけを専門とする業者は、壁の表面を綺麗にすることは得意ですが、内部の雨仕舞(雨水を逃がす構造)の欠陥を見落とすことがあります。
私たちは、金属屋根や外壁、雨樋の専門家である「板金職人」の視点から、家全体の防水性能をチェックします。「塗装で直るもの」と「板金での補修が必要なもの」を明確に切り分け、10年後、20年後を見据えた最適なメンテナンスプランをご提示します。
地域密着型の迅速なアフターフォロー体制
多治見市、可児市、大垣市、岐阜市といった東濃・中濃・西濃エリアを網羅しているため、万が一のトラブルの際もスピーディーに駆けつけることが可能です。地元の気候や建物の特徴を熟知しているからこそ、その土地に最適な施工方法を選択できる。それが私たちの誇りです。
「我が家の見積もりは適正なのかな?」「まだ塗る時期じゃないかもしれないけれど、一度見てほしい」といった軽いご相談も大歓迎です。強引な勧誘は一切行いませんので、お気軽に井野板金工業株式会社へお問い合わせください。

6. まとめ
外壁塗装は、人生で数回しか行わない大きな買い物です。2025年現在の相場を知り、適切な判断基準を持つことが、大切な我が家を守る第一歩となります。
- 坪数ごとの相場目安を把握する(30坪で80〜120万円程度が標準)
- 塗料のグレードによる耐用年数の差を知る
- 「一式見積もり」や「大幅な値引き」には注意する
- 岐阜の気候を熟知した地元の自社施工店を選ぶ
これらのポイントを押さえておけば、大きな失敗は防げます。
外壁の表面に小さなひび割れがあったり、触ると白い粉がついたりする場合は、塗り替えのサインです。放置して内部の構造材まで腐食が進んでしまうと、修繕費用は塗装の数倍に膨れ上がってしまいます。
まずは、お近くの信頼できる専門家への無料相談から始めてみてはいかがでしょうか。
私たち井野板金工業株式会社も、東濃・中濃・西濃の皆様のパートナーとして、誠心誠意サポートさせていただきます。
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