外壁塗装

投稿日:2026年2月5日

外壁塗装を20年してない家はどうなる?放置のリスクと費用相場を東濃・中濃・西濃のプロが解説

「家を建ててから一度もメンテナンスをしていない」「気づけば外壁塗装を20年してないけれど、このまま住み続けて大丈夫だろうか……」

岐阜県の東濃・中濃・西濃地域にお住まいの方で、このような不安を抱えている方は少なくありません。結論からお伝えすると、外壁塗装を20年放置した状態は、建物の寿命を左右する「非常に危険なサイン」が出ている時期です。

塗装の本来の目的は「色をきれいにすること」ではなく、雨風から「家(構造体)を守ること」にあります。20年という歳月は、塗膜の防水機能が完全に失われ、建物の内部にまでダメージが及んでいる可能性が高い期間なのです。

この記事では、20年メンテナンスをしていない外壁に潜むリスクや、修繕にかかる費用相場、そして岐阜県特有の気候に合わせた最適な対処法を詳しく解説します。

東濃・中濃・西濃地域で長く安心して住み続けるために、まずは岐阜県東濃・中濃・西濃の井野板金工業株式会社とともに、住まいの現状を正しく把握していきましょう。

 外壁塗装を20年してない場合に起こる「4つの深刻なリスク」

外壁塗装の耐用年数は、一般的に10年〜15年といわれています。20年放置しているということは、すでに「無防備な状態」が数年以上続いていることを意味します。ここでは、放置することで発生する具体的なリスクを4つに整理して解説します。

 1. 防水機能の消失による「内部結露と腐食」

外壁材の表面を保護している塗膜(ペンキの膜)が劣化すると、雨水が外壁材そのものに染み込むようになります。

外壁材(サイディングやモルタル)が水分を含むと、冬場の凍結や夏場の乾燥によって膨張・収縮を繰り返し、次第にもろくなっていきます。さらに深刻なのは、外壁の内側にある「防水シート」や「木部(柱・土台)」にまで水が回ることです。

柱が湿気を帯びると腐朽菌(ふきゅうきん)が繁殖し、木材を腐らせます。「壁を塗り替えるだけで済んだはずが、柱の交換が必要になり、数百万円の追加費用がかかる」というケースは、20年放置した物件では決して珍しくありません。

 2. シロアリ被害の発生リスク増大

シロアリは湿った木材を大好物としています。外壁のひび割れや、コーキング(目地のゴム状の部分)の隙間から雨水が侵入し、壁の内部が常に湿った状態になると、シロアリを呼び寄せる絶好の環境が整ってしまいます。

20年放置して防水が切れた家は、シロアリにとって「入り口が開いている状態」です。シロアリが土台や通し柱を食害すると、建物の耐震性能は著しく低下し、大規模な地震が発生した際に倒壊する危険性が格段に高まります。

 3. 雨漏りによる家財・電化製品への被害

「天井からポタポタと水が落ちてくる」のが雨漏りだと思われがちですが、実は外壁からの雨漏りも非常に多いのです。

外壁のヒビから侵入した水が壁の中を伝い、ある日突然、コンセントボックスから水が出てきたり、壁紙にカビが生えたりします。電化製品の故障だけでなく、漏電による火災のリスクも否定できません。また、カビの胞子はアレルギーや喘息の原因にもなるため、家族の健康を損なう恐れもあります。

 4. 修繕費用が「塗装」の数倍に膨れ上がる

最も現実的な問題として、放置すればするほど「安く直すチャンス」を失っていきます。

  • 10〜15年目: 表面の塗り替えのみで対応可能(比較的安価)
  • 20年目以降: 外壁材の交換、下地木材の補修、シロアリ駆除などが必要(非常に高額)

20年放置すると、ただ塗料を塗るだけでは剥がれてしまうため、古い外壁を撤去して新しく張り直す「張り替え」や、新しい外壁を重ねる「カバー工法」が必要になるケースがほとんどです。

 【セルフチェック】20年放置した外壁に出る「危険なサイン」

専門業者に依頼する前に、まずはご自身で家の周りを一周確認してみましょう。以下のサインが一つでもある場合、20年という月日が建物に限界をもたらしている証拠です。

 チョーキング現象(手に白い粉がつく)は末期症状

外壁に触れた際、チョークのような白い粉が手につく状態を「チョーキング」と呼びます。これは塗料に含まれる顔料が紫外線で分解され、粉状になって浮き出ている現象です。

「粉がつく=塗膜の防水性能がゼロになっている」と判断してください。雨水が素通りして外壁材に吸収されているサインです。

 0.3mm以上のひび割れ(構造クラック)の有無

外壁に髪の毛ほどの細いヒビ(ヘアクラック)ではなく、幅0.3mm以上、深さがあるヒビが見られる場合は要注意です。これを「構造クラック」と呼び、建物の揺れや歪みが外壁にまで波及している可能性があります。ここから雨水がダイレクトに侵入し、内部の鉄筋や木材を腐食させます。

 コーキング(目地)の剥離・消失

サイディング外壁の場合、板と板の間にあるゴム状の「コーキング」が重要です。20年も経つと、このコーキングは硬化してひび割れたり、肉痩せして隙間ができたり、あるいは完全に脱落したりします。

コーキングの寿命は長くても10年〜12年ですので、20年放置していれば間違いなく寿命を超えています。

 カビ・苔・藻の繁殖(外壁材自体の含水率上昇)

日当たりの悪い北側の壁などに緑色の苔や黒いカビが発生していませんか?これは、外壁材が常に水分を含んでいる証拠です。健康な塗膜があれば水は弾かれますが、放置された外壁はスポンジのように水を吸い込み、菌類が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。

 20年放置した家の修繕費用相場|塗装?カバー工法?

20年放置した家の場合、選択できるメンテナンス方法は大きく分けて3つあります。建物の劣化状況に応じて必要な工事が異なり、それに伴い費用も大きく変動します。

工事種別 内容 費用目安(30坪) 耐用年数
外壁塗装 洗浄後、新しい塗料を3回塗る 80〜120万円 10〜20年
カバー工法 今の外壁の上に金属外壁を重ねる 150〜250万円 20〜30年
張り替え 古い外壁を剥がし、新しくする 250〜400万円 30年〜

【レベル1】まだ塗装ができる場合

外壁材自体に反りや大きな割れがなく、表面の劣化だけで済んでいる場合は、高品質な塗料(フッ素や無機塗料など)による「塗り替え」で対応可能です。ただし、20年放置している場合は、通常よりも入念な下地処理(ひび割れ補修など)が必要になるため、相場より20〜30万円ほど高くなる傾向があります。

 【レベル2】外壁材の傷みが激しい場合:カバー工法

「塗装をしてもすぐに剥がれてしまうほど外壁が傷んでいる」という場合に最適なのがカバー工法です。既存の外壁の上に軽い「金属サイディング(ガルバリウム鋼板など)」を貼り重ねます。

断熱性や遮音性が向上し、見た目も新築のように生まれ変わります。私たち板金職人が最も得意とする、コストパフォーマンスに優れた工事です。

 【レベル3】下地まで腐食している場合:張り替え

壁を押すとブカブカする、あるいは内部でシロアリ被害が確認された場合は、外壁を一度すべて剥がすしかありません。中の防水シートや腐った腐食部を交換し、新しい外壁材を施工します。費用は最も高額になりますが、家をあと30年、50年と持たせたい場合には不可欠な処置です。

 知っておきたい「補助金」と「火災保険」の活用(重要)

20年ぶりのメンテナンスとなると、多額の費用がかかるため、少しでも負担を減らしたいと考えるのは当然です。以下の制度が利用できる可能性があります。

 自治体の住宅リフォーム補助金

岐阜県内の各自治体(多治見市、関市、大垣市など)では、省エネリフォームや耐震補修を伴う外壁改修に対して補助金を出している場合があります。

例えば、「断熱材入りの金属サイディング」を使用したカバー工法は省エネに貢献するため、対象になるケースがあります。ただし、「着工前の申請」が必須条件であることが多いため、必ず事前に地元の業者へ相談しましょう。

 火災保険の適用(風災・雹災・雪災)

「外壁塗装に火災保険が使える」という話を聞いたことがあるかもしれません。正確には「経年劣化」には使えませんが、台風による飛来物での傷や、積雪・雹(ひひょう)によるへこみ・割れがある場合は、火災保険の「風災・雪災」項目で修繕費用がカバーされる可能性があります。

20年放置している間に受けた自然災害のダメージをプロが適切に診断することで、実質的な負担額を抑えられる場合があります。

 岐阜県(東濃・中濃・西濃)特有の気候が外壁に与える影響

岐阜県は地域によって気候が大きく異なりますが、どのエリアも外壁にとっては過酷な環境といえます。

 夏は猛暑、冬は積雪。寒暖差が激しい岐阜の環境

岐阜県(特に多治見市などの東濃地域)は、全国でも有数の猛暑地帯として知られています。強烈な紫外線は外壁の塗膜を激しく劣化させます。一方で冬場は氷点下まで下がり、雪が積もる地域も多いですよね。

この「夏熱く、冬冷たい」という激しい寒暖差により、外壁材は膨張と収縮を繰り返します。20年も放置して柔軟性を失った外壁は、この動きに耐えられず、大きなひび割れを起こしやすくなるのです。

 多治見・中津川(東濃)や関・美濃(中濃)などで多い「凍害」

東濃や中濃の寒い地域でよく見られるのが「凍害(とうがい)」です。外壁材に染み込んだ水分が冬場に凍って膨張し、外壁の表面を内側から破壊してボロボロにしてしまう現象です。

一度凍害が始まると、上から塗装をしてもすぐに剥がれ落ちてしまうため、塗装ではなく金属サイディングによるカバー工法が推奨されます。

 西濃地域の強風と砂塵

大垣市などの西濃地域では、伊吹おろしによる強風が特徴です。風に乗って運ばれてくる砂塵(さじん)は、外壁を紙やすりで削るように摩耗させます。20年放置した古い塗膜はすでに防御力を失っており、砂塵による細かな傷からさらに劣化が加速していきます。

 失敗しないための「外壁リフォーム」5つのステップ

20年ぶりのメンテナンスを成功させるための標準的な流れを紹介します。

  1. 現地調査(診断): プロが壁を叩き、内部の空洞音や水分量をチェックします。
  2. プランニング・見積もり: 「塗装で済むか」「カバー工法が必要か」を劣化状況と予算に合わせて複数パターン提案してもらいます。
  3. 近隣への挨拶: 足場を組むため、騒音や飛散防止の配慮を含め、業者が近隣に説明に回ります。
  4. 施工(約2週間〜): 洗浄、下地補修、塗装(または板金工事)を丁寧に行います。
  5. 完了検査と保証書発行: 工事内容に不備がないか施主様と一緒に確認し、保証書を受け取ります。

 外壁メンテナンスに関するよくある質問(FAQ)

Q. 20年放置していても、本当に塗装だけで直る場合はありますか?

  1. 可能性はゼロではありませんが、稀です。

外壁材自体の強度が残っており、かつ防水シートが無事であれば塗装で対応できます。しかし、多くの場合で下地の補修費用が加算されるため、トータルコストで見ると「あと数十年持たせるためにカバー工法」を選んだほうが安上がりになるケースが多いです。

Q. 金属サイディング(カバー工法)にすると夏場に暑くなりませんか?

  1. むしろ涼しくなることがほとんどです。

現代の金属サイディングは裏側に高性能な断熱材が一体化されています。これを既存の壁の上に貼ることで、二重構造の断熱効果が得られ、夏は涼しく冬は暖かい家になります。

Q. 板金屋さんに外壁塗装を頼んでもいいのですか?

  1. もちろん可能です。

板金屋は「家の外装(屋根・壁・雨樋)」の構造を知り尽くしたスペシャリストです。塗装で済む場合は信頼できる塗装職人と連携し、板金工事が必要な場合は自社職人が対応するため、あらゆる劣化状況に対して「一番正しい直し方」を選択できます。

 東濃・中濃・西濃の外壁修繕なら「井野板金工業株式会社」へ

「外壁塗装を20年もしていない……どこに頼めばいいのかわからない」とお悩みの方は、ぜひ私たち井野板金工業株式会社にご相談ください。

一般的に、外壁のリフォームといえば「塗装屋」を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、20年放置して傷みが激しい家の修繕においては、実は「板金屋(ばんきんや)」こそが最も頼りになる存在なのです。

 板金職人直営店だからできる「本物の長寿命施工」

私たちは「板金」のスペシャリストです。塗装では修復不可能なレベルまで劣化した外壁に対し、最新の金属サイディングを用いた「カバー工法」や「張り替え」を自社施工で行います。

金属外壁は軽量で建物への負担が少なく、非常に高い耐久性を誇ります。20年メンテナンスをしてこなかった家を、さらに次の20年、30年と守り続けるための最適な解決策をご提案できます。

 中間マージンなしの自社施工による適正価格

大手リフォーム会社やハウスメーカーに依頼すると、実際に工事をするのは下請け業者です。そこには大きな中間マージン(紹介料)が発生し、工事費が高くなるか、あるいは工事の質が下がってしまうことがあります。

井野板金工業は自社施工の職人集団ですので、余計なコストをカットし、その分を高品質な建材や丁寧な施工に充てることが可能です。

 地域密着、東濃・中濃・西濃を拠点とした迅速な対応とアフターフォロー

私たちは岐阜の地に根ざし、地域の皆さまの住まいを守ってきました。多治見市、関市、大垣市など、東濃・中濃・西濃のどこへでも駆けつけます。

「まずは状態だけ見てほしい」というご要望も大歓迎です。強引な営業は一切行いませんので、安心してお問い合わせください。

 まずは無料の「外壁診断」で、今の家の健康状態を知ることから

「まだ塗装でいけるのか?」「それとも張り替えが必要なのか?」その判断はプロの目で見なければわかりません。20年放置してしまった不安を、安心に変えるお手伝いをさせてください。

東濃・中濃・西濃の外壁リフォーム相談なら井野板金工業株式会社

 まとめ

外壁塗装を20年してない状態は、建物にとって非常に大きな転換点にあります。これまでは目に見える被害がなかったかもしれませんが、壁の内部では腐食やシロアリのリスクが着実に進行している可能性が高いといえます。

「あの時、早めに点検しておけばよかった……」と後悔する前に、まずは現状を把握することが大切です。

  • 20年放置は、防水機能が失われている「赤信号」。
  • 放置するほど修繕費用は跳ね上がり、結果的に損をする。
  • 岐阜県特有の寒暖差や凍害には、金属外壁を扱う板金職人の技術が非常に有効。

大切なお住まいを、これからも家族が安心して過ごせる場所にするために。岐阜県での外壁・屋根のお悩みは、岐阜県東濃・中濃・西濃の井野板金工業株式会社へお気軽にご相談ください。地元の専門家として、あなたの住まいに最適な「答え」を一緒に見つけます。

次は、あなたのお住まいの現在の状態を無料でチェックする「現地調査」のご予約を承ります。お電話またはホームページより、お気軽にお問い合わせください。

採用情報

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